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【自悠大学】徳富蘆花と大逆事件ー蘆花『謀反諭』を読む

1月20日(金)自悠大学深川Bクラス「徳富蘆花と大逆事件ー蘆花『謀反諭』を読む」を開催しました。講師は日本文芸家協会会員の平出洸先生です。

大逆事件とは、1910年(明治43年)明治天皇の暗殺を計画したという口実で、幸徳秋水(こうとくしゅうすい)らの社会主義者が処罰された事件のことです。

平出先生はこの大逆事件の真実をあきらかにする会会員で、長年研究されています。今回は、徳富蘆花がこの事件を書いた「謀反諭」をもとに、貴重な資料を見せていただいたり、歴史的背景や当時の情勢などを教えてもらいました。また一つ日本の歴史の一部を知る機会になり、有意義な時間となりました。


【受講生の声】

・高校時代の社会科の勉強を思い出しました。先生の熱こもる講義は分かりやすく納得できるものでした。

 

・今日のお話は文学者がこの時代に大変な世界にいたことを初めて知り、とても興味深かったです。

 

・大逆事件の内容が理解できた。何が正しいか否かはむずかしい。

 

・幸徳秋水の名は知ってはいましたが、詳しい事は何も知りませんでした。時間があったら調べたりしてみたいと思います。

 

・大逆事件や裁判所の構成などの話はある程度わかりましたが、難しいですね!明治~昭和初めはたいへんな時代だったのかな?

 

・いろいろ話が豊富で面白く拝聴でき、また資料も拝見できてよかったです。


 

平出先生、有意義な講義をありがとうございました。

 

これで今期の深川Bクラスの授業は終了しました。2月1日ティアラこうとうで卒業式を行います。

 

江東区
深川ふれあいセンター

自悠大学